画像から見る白癬菌による水虫

水虫は白癬菌と呼ばれるカビの仲間が皮膚に寄生すると起こる感染症で、症状の進行具合や感染部位によって違いが現れます。感染経路は主に大衆浴場など多くの人が裸足で歩く場所、あるいは既に感染している家族からとなっています。裸足で歩くことで感染した人の足から白癬菌が角質と共に剥がれ落ち、感染していない人がそれを踏むことでうつります。踏んだだけでは皮膚に付いただけなので感染はしていませんが、白癬菌が24時間かけて角質層の内部に侵入し増殖することで感染となります。靴を履くことで蒸れやすい足はカビにとって絶好の住処となるため、一度でも感染すると増殖が収まることはありません。また、水虫は必ずしも痛みや痒みを伴う病気ではないので、自分が感染しているなどと思いもよらないことも多く、気づいていない隠れ水虫感染者も多いようです。少しでも足に異変があった場合は、画像を参照しながら自分の症状と見比べて水虫を確認してみると良いでしょう。水虫で最も多い症状が指の間がジクジクしたり痒みを伴う趾間型で、自覚症状も分かりやすいために見落とすことはあまりないようです。足の裏や側面に小さな水疱が点々と見られる水疱型は、破れたのちに皮膚が剥けるものが多いためただのできものと勘違いすることもあります。水虫が慢性化してできる角質増殖型は、足裏やかかとなどの皮膚が硬くなりひび割れなどを起こすほか、自覚症状がまったくないので気づかない人が非常に多い症状です。画像で見てもただの乾燥肌に見えることから、見落としがちになるので注意が必要です。爪に感染することで起こる爪水虫もまた、爪が白く濁ったような色となりますが、自覚症状がほとんどないので気をつけなくてはいけません。どの症状に対しても画像だけでは判断できないことも多いので、足に何れかの症状に似たものがあれば皮膚科で診断を受けたほうが良いかもしれません。